市長2期目へ 〜覚悟とVISION〜

2018年12月13日
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姉妹都市・アメリカ合衆国オハイオ州デラウェア市長さんと

この度の市議会12月定例会で、来年9月に予定される市長選挙に向けて、2期目にチャレンジする意思を表明させてもらいました。

皆さんの支持を支えに、私は市長として人口減少社会への対策として交流都市への道を政策の柱に据え、さらに地域への経済波及効果とこの地に住まう人の力量を高めることを意識して行動してきました。
この間、子どもたちの人間力を高めるための教育環境の充実と、市民参画、女性活躍、芸術文化といった地域風土のレベルアップに向けた施策展開にも注力できました。

今年3月の新しい総合計画の策定はそうした取り組みの一つの節目といえます。

振り返ると、市長就任当初は、能力や健康面の不安もあって4年間を全うできるか、成果をあげられるか、確信をもてませんでした。
しかし、これまでの自己評価としては、日本遺産、日本ジオパーク、オリンピックパラリンピックホストタウン、クルーズ船寄港、ブラタモリの放送、内外の地域間交流拡大などなど、この地域の発信、この地域に人を呼び込むためのタネを蒔き得たと思っています。

その他の公約においても、まずは庶民感覚で、そして影響力を持つ人との繋がりを活かすことで一定の成果をあげ得たと思います。

しかし、市長職の本務は過去の成果を誇示することではなく、次の政策課題を見い出して果敢にそれに挑むことにあります。

最近の話題に目を転じると、産業振興の面では、先ごろプレステージインターナショナル(株)の山形BPOパーク第2BPOセンターの建設決定が発表される嬉しいニュースがあった一方で、自然災害や異常気象の影響もあり今年の米生産は思いのほか凶作となり今後の農業経営維持にとって大きな不安要素となっています。

交流基盤の面では、11月27日に発表されたLCCのジェットスタージャパンによる成田・庄内空港間の就航検討開始は、県との連携や市長としての人的な繋がりを活かしてここまで持ってこられたものであり達成感を持って受け止めています。

さらに市議会9月定例会で公約した小中学校普通教室へのエアコン整備についても12月4日に国の臨時特例交付金が採択され、全小中学校で再来年夏までには整備できるのではないかと思っています。

また、高速道路網や酒田港など、社会インフラの整備も遅ればせながら着実に進んでいると感じていますが、社会インフラが整ったからといって賑わいがもたらされるわけではありません。
その地域が本物の魅力、産業力を持ち得て初めて様々な賑わいがもたらされるものでしょう。
そのためにも少し時間がかかろうとも、本物の地域力、それは産業や地元企業の元気度だったり、自然や歴史文化といった観光素材だったり、そこに暮らす人々の人間力だったり、食だったり、それらをしっかりと磨く必要があります。

酒田駅前の再開発事業、旧割烹小幡と日和山周辺整備、山居倉庫の史跡指定と周辺整備、消防庁舎の建設などのビッグプロジェクトも具体的に動き出す一方で、市の財政は益々厳しさを増しています。

私にはこうした市の現状を踏まえ、総合計画を策定した市長として目指す到達点に向けて舵をとる責任、そして市民の生活基盤をしっかり守る責任があると改めて心に刻みました

新しい年を前に、2期目を目指す覚悟が決まりました。