市民に「希望」を配る!

2016年12月24日
nenmatsu

市長として自分の思いに従い市政を運営させていただいたこの一年、見守ってくださった市民の皆様に心から感謝いたします。

市長実質一年目の平成28年でしたが、保育料の軽減措置拡大や教育支援員の増員など具体的な公約を果たすとともに、「人財と風土が支える産業都市、交流都市づくり」に向けて私なりに様々な仕掛けを放てた年だったと思います。

全国豊かな海づくり大会の開催、鳥海山・飛島ジオパークの認定、トライアスロン競技でニュージーランドとの東京オリンピックパラリンピック・ホストタウン登録、首都圏での情報発信窓口「酒田市役所東京吉祥寺テラス」の開設、来年8月の外航クルーズ船「コスタ・ネオロマンチカ」の酒田港寄港決定、市原太朗氏の名誉市民決定といった明るい話題がありました。

交流都市づくりの面では、中国の唐山市、イタリアのローマ市、中国の上海市を訪問し、文化交流や観光・経済交流のアピールをさせていただきましたし、国内でも秋田市、武蔵野市、千葉県酒々井町、岩手県平泉町などとの地域間交流も積極的に展開できたと考えています。来年はさらに、アメリカオハイオ州・デラウェア市との姉妹都市締結、ロシア・サンクトペテルブルク市への啓翁桜輸出に伴う経済交流など新たな交流も見込まれています。

また、市役所新庁舎での業務開始、酒田市斎場の改築工事や消防署中央分署建設工事の着工、酒田駅周辺整備事業及び酒田コミュニケーションポート(仮称)整備事業の事業者決定など懸案のハード整備事業も着々と進展を見せています。

産業振興の面では、「地域産業支援基本方針」と地域産材活用を目指す「木材利用促進基本方針」を告示という形で定め、地域産業の支援を目的とする行政方針を明確化しましたし、農林水産業の推進では、イカ釣り船団出航式と(株)山形飛鳥の酒田立地を契機として船凍イカを中心としたイカの水揚げにこだわった水産振興、地元産品にこだわって好評の「ふるさと納税」、農産物等の海外輸出の展望を拓く「山形県・ヤマト運輸・ANA総研」の物流ネットワークの協定締結など、私が仕掛けた儲かる農林水産業の仕組みが着実に形成されつつあると感じています。京田西工業団地には多くの企業立地が実現し、花王(株)や東北エプソン(株)などに代表される各製造業の業績も着実に伸びてきています。

さらに、市民の皆様から市政に積極的に参画してもらう手立てとして展開した各コミュニティ振興会や自治会への「ひとづくり・まちづくり総合交付金制度」、「総合計画未来会議」や「元気みらいワークショップ」による市民の計画策定への参画や事業提案、市民各層とのグループミーティングなども一定の成果を残せていると思っています。

これらは全て、希望に満ちた酒田を作るための仕掛けですが、一方で高速道路や高速鉄道網、航空路線といった社会インフラの整備の遅れや、歯止めがかからない人口減少といった課題が依然として存在しているのも現実です。こうした課題に対しては、国とのパイプ、絆をしっかりと構築して地域が結束して行動することが重要と考えています。

私は来年以降もこれまで手がけた仕掛けがしっかりと根付き、芽が出て、花が咲き、実がなるよう努力するとともに、さらなる新たな種まきや水やりもしっかりとやりながら目指すまちづくりの開花に向けて施策を進めていきたいと思います。

なお、12月22日に開催した私の後援会の会合では別添の市政報告資料を示し、来年の展望などもお話しさせていただいています。ご参照ください。
去る5月、日本・イタリア国交樹立150周年記念の土門拳写真展でローマを訪問しました。ローマには母親がローマ人だったナポレオンの「ナポレオン博物館」があるのですが、そのナポレオンの言葉に「リーダーとは希望を配る人だ」という名言があります。来るべき2017年を前に、「そういう存在になるべく頑張ろう」、そのような決意を新たにしたところです。
結びに、新たな年も皆様にとりまして良い年でありますよう心からお祈りし今年の締めくくりとさせていただきます。

▼市政報告資料(PDF)
http://maruyamaitaru.com/wp-content/uploads/2016/12/shiseihokoku.pdf