インバウンド誘致の可能性と課題

2016年4月25日
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4月24日、みちのくインバウンド推進協議会が企画してタイから30名の方々が酒田、鶴岡そして秋田といった東北を回るモデルツアーで酒田に入りました。

タイでもプレミアムな方々ばかりで、参加者の感想次第では今後定期的なツアーの実現も夢ではないというのが主催者側の判断です。酒田滞在はわずかでしたが、餅つき、笹巻きづくり、舞娘との踊りの体験なども組み込まれていて、大いに盛り上がったツアーとなりました。アジアでも親日的でしかも経済発展がめざましいタイからのインバウンド誘致は、庄内の地域資源を磨き、受け入れ体制を確立すれば、定期的に多くのタイの皆さんが訪れる観光交流の目玉になる可能性があります。外航クルーズ船の寄港で1度に2,000〜3,000人もの観光客が来訪することも必要ですが、羽田空港からピンポイントで頻繁に訪れる数十人単位の定期ツアーも大事な観光誘客です。
タイの皆さんも、ゴールデンルートではない日本の「地方」に興味を持っていますので、ここは性根をすえて庄内観光のツアーの企画化をアピールしていかなくてはなりません。

ただ、実は課題がいくつかあって、 羽田空港〜庄内空港の航空運賃の高さ、飛行機座席予約の困難さ、観光バス運賃の高さがその中でも最も大きな障壁なのだとか。我々も観光誘客、インバウンド誘致と声高に言いますが、国内移動にかかる費用負担の大きさがせっかくの魅力溢れる地域資源に水を差している現実をツアー主催者の皆さんから教えられ、改めて地方におけるインバウンド誘致の難しさを突きつけられた感じがしました。
船、飛行機、新幹線、観光バス、港、空港、鉄道網、道路網、宿泊施設、免税店、住民との交流環境、まだまだこの地域を他地域と戦える状況に持っていくには課題山積です。

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