最終的には「人」

私は東京を拠点にして暮らしていますが、今地方で起きている問題は、20年後(もしくはもっと近い将来に)には東京をはじめ都市部でも起こると思っています。その意味で、地方は20年先の課題が凝縮されている「先進地域」であると言えます。だからこそ酒田市には、現在の課題に対するソリューションを都市部で起こる問題に対して提案できるようなフラッグシップシティになってほしいと思っています。とはいうものの、現在、
地方はどこも同じ問題を抱えているため、地方創生は群雄割拠の時代です。正直、どの地域にも魅力は有りますし、差別化も難しくなってきています。他の地域と争う必要はないのですが、どうしても地域間競争への疲弊や、なかなか成果を見出せずに「地域活性疲れ」というような現象もちらほら見受けられるようになってきました。だからといってこのまま何もしないというわけにはいきません。地方には人口減少、少子高齢化など、様々な課題があるのは事実。では一体地方には何が求められているのかというと、私は最終的には「人」であると考えます。魅力的な人がいる場所には人が集まりますし、場も生まれます。その点、酒田市には魅力的な若者がたくさんいますし、そんな若者に耳を傾けてくれる経験豊富な諸先輩がたくさんおられます。「まちづくり」は「人づくり」。教育・人材の育成環境(学業だけではない)をしっかり整備し、より魅力的な人がたくさん生まれ、グローバルに人を惹き付けるようなまちになっていってもらいたいと考えます。

五十嵐洋介

30代

男性

東京都