松野文部科学大臣から日本遺産認定証受領
市長になって1年9カ月。まずは公約の達成、とりわけ市民に元気の種をまいて自信というエネルギーを注入することが私の使命だと思い突っ走っています。
2回の予算編成で公約には一定の道筋をつけました。外国クルーズ船寄港、日本ジオパーク、オリンピックパラリンピック・ホストタウン、日本遺産、アメリカ・デラウェア市との姉妹都市締結といったトピックによって、まちにも元気の風が吹き始めているように思います。あとは具体的成果として豊かさの実証を、例えば高速道路の開通、酒田港の機能強化、交流人口の増、地域産業や商店街への経済波及、まちづくりへの市民参画と協働体制の仕組みなどで、具体的に「こんな形で達成できてるよ!」と皆さんに示せれば本懐を遂げたことになるのですがまだまだと言えます。
この4月から5月にかけては、周りから見ると焦りすぎと思えるくらいに(実際のところ早く結果を出したいと焦っているのですが)、自分を支えてくれている人脈や組織力を頼って外向きの動きに力を入れました。
一方で、過去の市長に比べ個々の地区住民や各団体組織への接触が足りないのではとの声も聞かれます。「大きな部分・全体」から「小さなもの・小単位」へと進める手法がマクロ、逆に「小さな部分」を積み重ねて「大きなもの」へと進めるのがミクロの手法だとして、市長職にとっては両方とも重要なファクターです。
市長の職務遂行にとって大事なこと、それは「情熱」と「達成力(行動力)」の融合です。この6月市議会に、市長の病気療養中などによる職務代理者設置期間は市長の給与を不支給にする条例を上程しました。「動き回ることこそ市長の本務」との自分の哲学から制定に踏み切りました。ある意味、市長職はマクロとミクロの行動選択も含め、その動きのあり方を自ら律する(コントロールする)日々の連続です。基本はケース・バイ・ケースで対処するのですが、まずはマクロ的な動きを前面に出さざるを得ない地域課題の現状だと私は判断し、日程の競合や体調管理という事情もあって、このところミクロ的な対応を副市長や市の幹部にお願いしています。
二階俊博自由民主党幹事長と
石井国土交通大臣と
木原財務副大臣と
斎藤農林水産副大臣と
吉村山形県知事と